投稿者 魔界の仮面弁士  (社会人) 投稿日時 2009/5/11 22:31:55
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推奨解像度は、モニタに付属していた説明書で確認してください。


【CRT】タイプの画面の場合、複数の解像度に対応しています。CRT モニタの場合には、
電源スイッチの近くに、投影時の歪みを補正するためのスイッチ群が付いている事が多いです。
これを調整することで、「正方形」に見せる事ができるでしょう。
(スイッチ群が無く、自動設定タイプの物もあるようです)


一方【液晶】タイプの画面の場合も、同様のスイッチを持っている物はありますが、
CRT のような歪みは発生しないため、設定項目はより簡素化されている物が多く、
殆どの場合、そうした調整を行う必要がありません。
しかし液晶では、縦横のドット数が固定であるため、モニタが持っている解像度と
異なる画面設定をしていた場合、正しい比率では描画されません。

たとえばデスクトップのサイズが 1024×768 で、それを 1280×1024 対応のモニタに出力した場合、
 (1) 画面の端に、描画されない黒い領域が現れる。
 (2) 少しぼやけた形で、モニタ全体に拡大表示される。
 (3) 対応していない解像度なので表示されない。
のいずれかで出力されるかと思います。

もし、上記(2)のパターンで出力されるのだとすれば、単純計算では
 横方向 = 4 ピクセルの画像データを、モニタ上では 5 ドットで表現。
 縦方向 = 3 ピクセルの画像データを、モニタ上では 4 ドットで表現。
という事になりますね。(表示方法は、ディスプレイドライバによって異なります)

この場合、たとえば 60×60 平方ピクセルの正方形画像を表示しようとすると、通常であれば
60×60 ドットで表現されるべきところを、解像度が適合していないが故に、縦横比の異なる
75×80 ドットで表現されることになり、見た目上は長方形に見えてしまう可能性があります。