他者の質問に繋げるのではなく、新規にスレッドを起こしましょう。


で、用途によって購入すべきエディションは異なりますが、一般的な用途であれば、
Standard Edition を選択することになると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_SQL_Server
http://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/



> 書物には「開発及び学習用のエディションで、実際の業務で運用できるライセンスを持たない」と
> 記載されているようです

たとえば、ソフト開発を請け負う A 社が、B社向けの SQL Server のアプリを開発するとします。
この場合、B 社には SQL Server を導入してもらう必要があるわけですが、それと同時に、
A 社自身もソフト開発のために、SQL Server が必要になりますよね。

この場合、A 社が使うのは Developer Edition で良いですが、
B 社は Developer Edition を使えないはずです。開発用途では無いですから。


あるいは、A 社がさらに社内システムのために SQL Server を導入する必要があったとします。
この場合、先の Developer Edition を流用して使うことはできません。開発目的には使えますが、
アプリを実運用させる際には、Standard Edition 等の上位エディションが必要になります。


なお、Developer Edition (および Evaluation Edition)は、
最上位である Enterprise Edition 相当の機能を有しています。それが安価で
提供されているのは、利用目的を開発のみに限定しているがゆえの事です。


> 個人的に使用する程度のデータベースであっても、使用できないものなのでしょうか？
自分で利用する程度であれば、無料の SQL Server 製品もありますよ。
　SQL Server Compact Edition 3.5
　http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=7849b34f-67ab-481f-a5a5-4990597b0297

　SQL Server 2008 Express Edition
　http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=58ce885d-508b-45c8-9fd3-118edd8e6fff&DisplayLang=ja


Compact は、使用できるデータ型が少なく、パフォーマンス面などでも制限が多いですが、
データベース本体が 3MB 未満と非常に軽量であるため、メールソフト、掲示板巡回ソフトなどといった
小さなアプリのローカルデータベースとして利用できます。

ローカルデータベースとしては、Jet データベース(Microsoft Access)も利用できますが、
SQL Server Compact Edition は JET Dataabse とは異なり、64bit アプリからも使えますし、
LINQ to SQL が使えるといった、より多くの利点があります。


一方、Express Edition は、100～200MB という容量を必要としますが、上位エディションの
SQL Server と同じデータベース エンジンであるため、より強力なソフト開発が可能であり、
また、他のエディションへの移行コストも最小限で済みます。