投稿者 魔界の仮面弁士  (社会人) 投稿日時 2010/11/1 11:30:21
》 xvmm さん
> Visual Studio 11 は、将来のバージョン(2012あたり?)になります。
 
ソリューションファイルの先頭に書かれているバージョン番号は、
Visual Studio のバージョン番号とは異なります。

Visual Basic / Visual C++ / Visual Studio 混在で並べてみると:

    VS 97   (Ver. 5.0) の *.dsw には「Microsoft Developer Studio Workspace File, Format Version 5.00」
    VS 6.0  (Ver. 6.0) の *.dsw には「Microsoft Developer Studio Workspace File, Format Version 6.00」
VS.NET(2002)(Ver. 7.0) の *.sln には「Microsoft Visual Studio Solution File, Format Version 7.00」
VS.NET 2003 (Ver. 7.1) の *.sln には「Microsoft Visual Studio Solution File, Format Version 8.00」
    VS 2005 (Ver. 8.0) の *.sln には「Microsoft Visual Studio Solution File, Format Version 9.00」
    VS 2008 (Ver. 9.0) の *.sln には「Microsoft Visual Studio Solution File, Format Version 10.00」
    VS 2010 (Ver.10.0) の *.sln には「Microsoft Visual Studio Solution File, Format Version 11.00」


このほかにも幾つかのファイルに、上記に似たバージョン表記が埋め込まれています。

「# Microsoft Developer Studio Generated NMAKE File, Format Version 40001」… VC++4.0 の *.MAK
「# Microsoft Developer Studio Generated Build File, Format Version 6.00」 … VC++6.0 の *.DSP



ちなみに、*.sln のバージョン判定は、上記のバージョン表記だけではなく、先頭の空行や
「# Visual Studio 2008」などでも区別されています。そして VS2008 SP1 以降のバージョンでは、
この部分を読みとることで、エクスプローラ上での *.sln のアイコン表示を切り替えたりもしています。