投稿者 葉月  () 投稿日時 2008/7/19 00:22:00
始めまして。 
 
>>>統合セキュリティーソフト開発 
フリーで話題になっているソフトは、無料とは思えない出来栄えのものもあります。 
それでも、市販のソフトには一歩、二歩、及んでいない状況だと個人的に考えています。 
今回は無料と有料ソフトの比較を行うわけではないので、その説明は省きます。 
 
何がいいたいかと言いますと、実用性のあるセキュリティーソフトを自前で作るのは難しいです。 
大きな理由は二つあると考えれえます。 
 
①何をもって攻撃の定義にするかを考えるのが、まず大変です。 
TCPの動きを利用した攻撃だったり、空いているポートを狙った攻撃など、攻撃手段は多義に渡ります。 
実は攻撃するより防御の手段を考える方が、ずっと難しいです。 
 
むしろ、ある程度のプログラミング能力がありセキュリティーやネットワークの知識が普通な人より、プログラミングは素人でもセキュリティーやネットワークには精通した人の方が開発できる可能性が高いと思います。 
それだけ、ネットワークやセキュリティーの知識に依存する代物だと考えてください。 
もちろん、開発するなら素人の方にプログラムの適性がないと厳しいと考えられます。 
 
②もう一つの問題が、セキュリティーソフトは常駐するソフトです。プログラムをいかに軽く出来るかのアルゴリズム性も求められるところです。 
いくら防御できても重かったり、使いづらかったりするソフトは嫌ですよね。 
 
いろいろと批判的な意見ばかり書いてしまいましたが、実用性のあるプログラムは難しくても個人的に遊ぶレベルでもいいと思います。 
 
まずは参考ページのクラスを自分なりに使ってみて、実用性のあるネットワークプログラムを作ってみてはどうでしょうか? 
ネットワークに関してわからない部分を、自分で調べるのも良い勉強になると思います。 
 
>>>参考ページ 
ttp://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/system.net.aspx 
※ 先頭のhを省略しています。