投稿者 daive  (社会人) 投稿日時 2012/1/31 06:49:29
ちょっと、長めです。

新PIC-NICキット、7800円+ACアダプタ、600円位+送料500円?+振込料かカード決済
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-03740/
から、半完成品のキットの様です。
マイコン遊びをしてみたいという、貴重な方なので、挫折しないで欲しいのですが、
玩具では、無い、完成品では無いので、組立、使用には、それなりの能力を要求されます。
キット、ACアダプタ以外に必要そうな物など
LANケーブル2本、USB-miniUSBケーブル(USB2.0以上対応)、
COMケーブルか、USB-COMケーブル(USB2.0以上対応)、
電源タップ2口以上の空き、SW-HUB2ポート以上の空き、インターネット接続環境、作業場所
組立工具や材料、テスト用PC(有線LAN付、Windows-XP、1台が有った方が楽かも)
必要になるかも
9PIN-COM用ジェンダーチェンジャー、9PIN-COM用ストレートクロス結線切替器
PC-AT系の9PIN-COM信号線表、DTEーDCEの信号線表、NULLモデム結線表
※マイコン系、シーケンサ系の開発では、VISTA / WIN-7 非対応の場合もあるので、
  Windows-XP Professional 機が1台はあると、何かと便利。
  OS不具合も起きやすいので、調子の良い時のバックアップ必須。
  USB-HUB非対応の場合も多いが、ノートPCの場合では、
  本体USBポートを破壊すると、修理費が高額なので、
  使い物になるUSB-HUBか、USBカードを、探しておくと良い。

検索ワード例
秋月 PIC-NIC
TriState PIC-NIC

まだ、購入していない場合は、
本当に中学生であれば、店頭購入以外では、
未成年者には、契約能力がありませんので、
通販にあたっては、親による代理購入をする、
などの工夫が必要かも。

難しい半田付け部分は、実装済みですから、工具を持っていて、
半田付け経験者であれば、組立はできるはずですが、
キットの作成は、自己責任の世界ですから、上手く動かないからといって、
修正、修理の依頼を受付ないか、
受付けても、中学生には高価な額になる場合が、あります。
自分で、不具合を見つけて、修正できる能力も必要です。

[質問] 装置を製作したいのですが、そちらで設計・製作できませんか?
[質問] 不良品のようです。
http://akizukidenshi.com/catalog/contents2/faq3.aspx#q15

半田付けをやったことが無い、道具が無い方は、
道具から揃えるので、
セラミックヒータ半田ゴテIC用:3000円~、ニッパ電子工作用:1000円~、
ラジオペンチ電子工作用:1000円~
ハンダ:0.3~0.6mmが適当か?300円位から、1kg数千円~数万円、
ピンセット:500円~、ドライバ各種:2000円~、テスター:2000円~
コテ台、金属製灰皿(空き缶、切屑入れ)、練消しゴム(切屑取)
(以上最低限必要な道具)

ボックスドライバー、ヘキサゴン、半田吸引線、半田吸引器
電源、各種電池、配線材料、ヒートクリップ、ワニ口クリップ小
テスト用の部品:ソルダレスブレッドボード、ブレッドボード用ジャンプワイヤー各種
ジャンプワイヤーは、日本では高いです。安いのは、Seeed Studioで個人輸入。
LED、抵抗各種、ゼロプレッシャーICソケット各種、電子部品いろいろ、各種ヘッダー付ケーブル、
ワイヤーハーネス類、SW、ネジなど機構部品、
電検で使う厚いベニヤ板、段ボール、100円ショップのタッパー

PICであれば、PIC-Kit2/3、AVRであれば、AVR-MK2とかDragon とか
結構費用が、かかります、油断して買い物に奔ると、直ぐに10万円単位の出費に
なります。測定器も欲しくなると、中古でもソコソコの値段がします。
(安くなったとは言っても、マイコン開発にはそこそこ、御金がかかります。
 安いArduinoで、2000円程度から始められるのは、時代が変わったなあ。)

http://www.tristate.ne.jp/new-pic-nic/new-pic-nic.htm
の、
http://www.tristate.ne.jp/ftp/manu027.pdf
http://www.tristate.ne.jp/ftp/manu027-2.pdf
から、
■ 緒 元
■ リモートI/Oモード (パソコンからPIC-NIC にアクセスしてみる)
◆ 各種設定
■ ブート・ストラップ・モード
■ 回路図
■ PIC-NIC プロトコルについて アプリケーション作成の参考にしてください。
などを、観て、何が必要かとか、
UDP、TCPで、ポートn番へ、アクセスして、データをやり取りする、
COM、USB(CDC)で、データをやり取りする。
自PCには、COMが無いから、USB-COMケーブルが必要かな。
というような事が、読み取れないようであれば、
このキットを扱うには、能力不足です。

USB(CDC)は、USBポートを、仮想COMとして使用できるようにした、
Windowsの機能ですが、Windows-XP までは、スムーズに動作しますが、
Vista 32 / Win7 32 / Vista 64 / Win7 64 
では、つまずく事があったり、インストールにコツが必要だったりします。

ネット上の、情報サイトを探したり、メーカーサイトから情報を取ったり、
メールで、メーカーに質問したりの、能力がも必要です。
何も解らないから、1から教えてでは、門前払いされます。

ストロベリーリナックス
スイッチサイエンス
など、マイコンボード販売各社では、LCD、A/D、DI、DOが使用可能な、
別な完成品を売っていますので、何がやりたいかで、選べば良いと思います。
サイト:エレキジャック
http://www.eleki-jack.com/
Arduino Diecimila を使う
http://www.geocities.jp/arduino_diecimila/
なども、参考にしてみてください。
Japanino特設サイト | 大人の科学.net
http://otonanokagaku.net/japanino/
は、安いのですが、私個人の評価としては、最初の1枚には、不適だと思っています。
YAHOO オークション
PICマイコン Arduino などのキーワードでも、商品検索ができます。 

マイコンボードは、PICだけでなく、AMRや、AVR
Arduino / MetaBoard / Mbed / TI の$10シリーズ、他メーカの低価格評価ボードや、
.Net μFramework使用可能なボード:VB/VC# から開発可能
AVR Studio 5 の様に、VS2010英語版(日本語版Winではインストールに注意が必要)
で使える、マイコン開発機能など、
Winodws以上に、複雑怪奇な世界です。

韓国では、HellowBoard(Arduino改変機)で、マイコン教育を行うようです。
日本は、どうなっているのでしょうねぇ。