>現在は、TreeNode型で取得して毎回DirectCastで型変換しています。
それが普通です。

>思いつくのはTreeViewの継承クラスを作り、 型変換して返すメソッドを追加する方法くらいです。
それもありえますが、わざわざこのためだけの継承するのは手間の方が大きいですね。

一案として継承よりはお手軽な拡張メソッドにするという手もあります。

Option Strict On



Public Class Form1

    Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load



        Dim plus As New TreeNodePlus

        plus.CustomMessage = "本日は晴天なり"

        TreeView1.Nodes.Add(plus)



    End Sub



    Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click



        Dim plus As TreeNodePlus = TreeView1.FindTreeNodePlus(0)

        MsgBox(plus.CustomMessage)



    End Sub



End Class



Public Module TreeViewExtender



    <Runtime.CompilerServices.Extension>

    Public Function FindTreeNodePlus(source As TreeView, index As Integer) As TreeNodePlus



        Dim node = source.Nodes(index)

        Return DirectCast(node, TreeNodePlus)



    End Function

End Module



Public Class TreeNodePlus

    Inherits TreeNode



    Public Property CustomMessage As String



    Public Sub New()

        Me.Text = Now.ToString

    End Sub



End Class

この例は全体をわかりやすくするために１つのファイルに書いていますが、実際にはクラス、モジュールごとにファイルを分けたが方がよいです。

プログラムの全貌や構想次第でどの手を採用すべきか変わると思いますが、最初に書いたように毎回DirectCastする方法が無難で一般的だと思います。

>そもそも、TreeView.Nodes.Addメソッドの引数にTreeNode型でなくTreeNodePlus型オブジェクトを
>指定するのは問題ないのでしょうか？
間違いではありません。
また、もし何かの事情でこのような使い方が許されないのであればTreeNodeクラスは継承できない設計になっているはずなので、そのような事情はないということと類推できます。

このような問題は、TreeViewを作ったマイクロソフトのプログラマー(というか設計者)がどこまで想定してどこまでテストしているかに依存し、こういったマイクロソフト側の事情がある場合MSDNライブラリに記載されています。
TreeNodeCollectionやTreeNodeの説明をざっと見たところは特に注意書きのようなものもないのでやはり大丈夫だと思います。

TreeNodeクラス
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/system.windows.forms.treenode(v=vs.100).aspx

TreeNodeCollectionクラス
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/2667e4k1(v=vs.100).aspx

TreeViewクラス
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/system.windows.forms.treeview(v=vs.100).aspx

しかしながら、継承の利用はプログラムを複雑化する要因になるので、もっとシンプルな代替手段があるかの検討も行った方が良いと思います。