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vb.net2005からvb.net2015への変換について
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投稿者
魔界の仮面弁士
 (社会人)
投稿日時
2016/1/30 14:50:48
> その「ClickOnce…」の意味することはわからないので気持ち悪いですが、
2005 以降で使える配布形態です。バージョンによって多少の違いはありますが、
基本機能はどのバージョンでも一緒なので、Web で検索してみてください。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0601/18/news112.html
アプリケーションを更新した際に、自動バージョンアップする機能があったり、
依存コンポーネントを、必要になった機能だけを部分インストールするなど、
便利な機能がそろっています。
そのかわり、Per-machine インストールではなく、per-user インストールであるため、
Program Files 配下ではなく、ユーザーフォルダへのインストールになるなどの制限があります。
> ということはVB.NET2015Communityにはセットアッププロジェクトが搭載されていないということですね。
標準機能の一部ではありますが、ダウンロード提供という形になっています。
(ちなみに Visual Studio 6.0 における Visual Studio Installer もそうでした)
Install Shield Limited Edition であれば、最初からプロジェクトに含まれているのでは無かったかな…?
まぁ、既定では有効化されていないので、ダウンロード入手が必要だという点では一緒なのですが。
そもそも最近の Visual Studio は、標準機能のいくつかをダウロード形式で後追いで提供するようになっています。
これは、各機能を部品化することで、個別のバージョンアップをやりやすくするためという意味も
ありますし、また、後追いで機能を追加していくことで、製品のリリースサイクルを早めるという
効果もあります。(それらを標準機能の一部と呼ぶのが適切なのかどうかは判断が分かれそうですが)
参考までに、Visual Studio の各製品のリリース時期を年表に纏めてみました。
端折っている箇所もありますし、米国時間と日本時間のズレがあるかもしれませんが、
最近の Visual Studio は、製品のリリース速度が非常に早くなっており、
マイナーバージョンアップも数ヶ月単位で行われていることが分かるかと思います。
1998/08/10 Visual Studio 6.0 Enterprise Edition RTM
1998/09/02 Visual Studio 6.0 Professional Edition RTM
1998/10/27 Visual Studio 6.0 Service Pack 1
1999/01/21 Visual Studio 6.0 Service Pack 2
1999/05/21 Visual Studio 6.0 Service Pack 3
2000/06/15 Visual Studio 6.0 Service Pack 4
2001/02/26 Visual Studio 6.0 Service Pack 5
2002/04/15 Visual Studio .NET 2002 RTM(Professional/Academic/Enterprise Architect/Enterprise Developer)
2003/07/10 Visual Studio .NET 2003 RTM(Professional/Academic/Enterprise Architect/Enterprise Developer)
2004/03/29 Visual Studio 6.0 Service Pack 6
2005/03/08 Visual Studio .NET 2002 Service Pack 1
2006/01/14 Visual Studio 2005 Express Edition
2006/01/27 Visual Studio 2005 RTM(Standard/Professional)
2006/12/14 Visual Studio 2005 Service Pack 1
2008/02/19 Visual Studio 2005 RTM(Express/Standard/Academic/Professional)
2008/08/11 Visual Studio 2005 Service Pack 1 / Express Service Pack 1
2010/06/29 Visual Studio 2010 RTM(Express/Professional/Professional with Embedded/Premium/Ultimate)
2010/07/11 Visual Studio Team Explorer Everywhere 2010
2011/03/08 Visual Studio 2010 Service Pack 1
2012/10/31 Visual Studio 2012 RTM(Premium/Ultimate)
2012/11/26 Visual Studio 2012 Update 1
2013/04/04 Visual Studio 2012 Update 2
2013/04/26 Visual Studio 2012 Update 3
2013/10/17 Visual Studio 2013 RTM
2013/11/12 Visual Studio 2012 Update 4
2014/01/15 Visual Studio 2013 RTM(Express/Professional/Premium/Ultimate)
2014/01/20 Visual Studio 2013 Update 1
2014/04/02 Visual Studio 2013 Update 2 Build 2014
2014/05/12 Visual Studio 2013 Update 2 RTM
2014/07/02 Visual Studio 2013 Update 3 リリース候補版
2014/08/04 Visual Studio 2013 Update 3 RTM
2014/10/16 Visual Studio 2013 Update 4 リリース候補版
2014/12/11 Visual Studio 2013 Update 4 RTM
2014/11/12 Visual Studio Community 2013 RTM
2015/07/20 Visual Studio Team Foundation Server 2013 Update 5 RTM
2015/07/20 Visual Studio Team Foundation Server 2015 リリース候補版
2015/07/20 Visual Studio 2015 RTM(Community/Professional/Enterprise)
2015/07/20 Visual Studio 2013 Update 4 RTM
2015/07/20 Visual Studio 2015 RTM
2015/08/21 Visual Studio 2012 Update 5
2015/11/30 Visual Studio Team Foundation Server 2015 Update 1
2015/11/30 Visual Studio 2015 Update 1
※上記を鑑み、たとえば Visual Studio 2013 Update 3 の事を、VS2013.3 と略すことがあります。
VB6 当時の Service Pack は、不具合修正が主体であり、機能追加は補助的なものでしたが、
近年の Update は、不具合修正ももちろん含まれますが、主体は機能追加となっています。
細かい機能強化が随時行われていることから、それに付随する機能も後付け提供となるわけですね。
これは Visual Studio に限った話ではなく、Windows 10 などにも言えることかと。