投稿者 魔界の仮面弁士  (社会人) 投稿日時 2020/10/31 14:20:38
脱線雑談。

> 全然知らない名前なので、Webで見たら東芝パソピアなんですね。
> 私はビンボーだったので(今も昔も)「FM-7」(富士通=タモリが宣伝)でスタート。

パソピア(当時はパソコンではなくマイコンと呼ばれていた)は両親の持ち物ですね。
自分は小学校低学年でした。

プリンターとか、カセットデッキ、5.25" フロッピードライブとか、ROM カートリッジとか
各種ソフトウェアとか……すべて合わせるとどのくらいの金額だったのだろう?


> それにしても魔界の仮面弁士さんは「Professional」→「Enterprise」→「Subscription」…と、
> 快調に「おカネ持ち街道」をひた走り…されたことが、容易に想像できます。

いやもう……ほんっっとに高かったですねぇ……(深い溜息
コストパフォーマンスは度外視になっているので、道楽と言われればその通りです。

今なら、インターネットで情報を入手し放題だし、評価版 Server 製品を無償で入手できるし、
Express や Community Edition もあるので、うらやましい限りですよ。


'94 年当時、C++ と VB のどちらを買うか悩んで、慣れ親しんだ BASIC に近い VB を選択。
エディションの違いは分からないけれど、初心者なのでと、安い方の Standard を購入。

ところが……Visual Basic 2.0J Standard には必要最低限の機能しかありませんでした。

カスタムコントロールが全然付随されていないので、ファイル名を指定させるための
コモンダイアログを表示することすらできず、そのための同等機能を自作せねばならぬ有様。

API を使えば Common Dialog を呼び出せるとはいえ、Win16 API の知識なんてありませんし、
パソ通やインターネットで情報を得られる時代でもなく…学んでいくにつれ、とても後悔しました。
最初から Professional 版を買っておけばよかった!と。


差分製品となる Microsoft Visual Control Pack を追加もしましたが、
Windows API を知りたい! ヘルプファイルを作りたいから Help Compiler も必要!
といった強い欲求で、夏のアルバイト代を全部つぎ込んで、秋葉原ソフマップで見つけた
Microsoft Windows Software Development Kit 3.1 の大きな箱を購入し、その内容を読破しました。

SDK の分厚い何冊もの紙のリファレンスを読み解くにしても、C/C++ の知識なんて
持ち合わせていなかったため、図書館で C/C++ の本を借りながら読み進めつつも
その当時は 9 割は理解不能だったのですが…まぁ糧にはなったと思います。

…という経験もあって「(無償ならともかく)一番安い有償製品は、銭失いになるかもしれない」
「とりあえずドキュメントは、一通り目を通しておこう(理解は後回しで良い)」という方針。

オーバースペックと知りつつ、Enterprise Edition を購入したのも同じような理由です。(^_^;

MSDN Subscription も悩みましたが、1年間、Microsoft 製品が使い放題なら…ということで
思い切って購入。でも実は、Visual Studio を購入した後で MSDN を追加契約したので
その点は無駄だったなと、ちょっと反省。

MSDN によって、超大量の CD-ROM が自宅に届いても、流石に使いきれなかったわけですが、
個人だとあまり使わないような Server 系製品に趣味程度に触れておくことができたので、
就職後も、知識としてそこそこ役に立ちました。自己投資の一部だったと自分に言い聞かせています。


> 参考プログラムのURLがあったのでノゾいたら、驚愕。
あ。https:// じゃなくて http:// のまま掲載しちゃってました…まぁいいか。