投稿者 魔界の仮面弁士  (社会人) 投稿日時 2023/3/12 11:07:24
x:Class="namespace.classname"
 XAML オブジェクト ツリーのルートです。
 マークアップとコード ビハインドの間で Partial Class を結合するよう、XAML マークアップのコンパイルを
 設定します。このディレクティブの解釈は XAML プロセッサ依存ですが、CLR 言語規則では下記のルールに従います。
 • 属性値にはネストされた内部クラスは使用できません。
 • クラスの完全修飾名を指定する必要があります (namespace が無い場合は classname のみ指定します)。
 • Page または Application 定義の コード ビハインド ファイルは、プロジェクトの一部として
  含まれているコード ファイルの中に存在する必要があります。
 • コード ビハインド ファイルが C++ の場合も、名前空間の区切りは "::" ではなく "." で指定します。

x:ClassModifier="NotPublic"
 x:Class と共に指定され、そのクラスの XAML のコンパイル動作を
 System.Reflection.TypeAttributes.NotPublic 相当に変更します。省略時は
 System.Reflection.TypeAttributes.Public 相当として扱われます。
 ただしここに記述する文字列は言語依存です。
 • C++/CLI … XAML のコンパイルをサポートするターゲットは存在しません。
 • Visual Basic … "Friend" を指定します。省略時は "Public" として扱われます。
 • C# … "internal" を指定します。省略時は "public" として扱われます。
 なお、x:Class ではネストされた内部クラスがサポートされないため、
 その他のアクセスレベルの制限(C# の private など)は使用されません。
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xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
 Windows Presentation Foundation 名前空間。通常は、デフォルト名前空間へマップされます。
 この名前空間に属する要素や属性は WPF や UWP のクラス ライブラリの項目と対応付けられます。

xmlns="http://schemas.microsoft.com/client/2007"
 Sliverlight 名前空間。
 Sliverlight のサポートは 2021/10/12 に終了しています。

xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
 XAML 名前空間。通常はエイリアス x でマップされます。
 XAMLのコードを記述するのに必要な要素や属性のための名前空間です。

xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008"
 デザイナー向けの支援機能を提供します。

xmlns:i="http://schemas.microsoft.com/expression/2010/interactivity"
xmlns:ie="http://schemas.microsoft.com/expression/2010/interactions"
 WPF 用の XAML Behaviors 名前空間。
 ユーザーとの対話インターフェイスの振る舞いを提供します。これは旧形式です。

xmlns:i="http://schemas.microsoft.com/xaml/behaviors"
 WPF 用の XAML Behaviors 名前空間。現行形式であり、一つ上で紹介したものを置き換えます。
 下記の参考資料も参照してください。
 https://devblogs.microsoft.com/dotnet/open-sourcing-xaml-behaviors-for-wpf/
 https://elf-mission.net/programming/wpf/wpf-tips/xaml-behaviors-wpf-interactivity/

xmlns:c1="http://schemas.componentone.com/winfx/2006/xaml"
 GrapeCity 社の ComponentOne ブランドのライブラリで使用されています。