PC1台につき1アプリケーションの実現方法

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投稿者 いんでくさ  (社会人) 投稿日時 2009/10/22 12:14:57
プログラミングはもとより、
PCの基礎的な部分についても知らないことの多い私ですが、
先日、あまりにもひどい質問を他の場所でしてしまいました。

それは、Vistaの入っているPCにXPを入れたいから、
XPの入っているPCのハードディスク内のWindowsフォルダを探して、
それをディスクに焼いて、
さらにそれをVISTA機にコピーしようとしたわけです。

これは悪意も他意もなく素で可能だと思っていたことで、
知人のその話にすると一笑に付されました。
そんなホイホイ複製されるようなことメーカーが許すわけないでしょと。
それを聞いて、そりゃそうだよな、と思った私ですが、さらに疑問は深まりました。

私はよくフリーのソフトを利用させてもらっています。
フリーなのでバンバンコピーされても構わないのでしょうが、
仮にこれがシェアウエアや有償のソフトとなると、
上記のエピソードではないですが、
ある人が有償でDLしたソフトを、
他のPCにもコピーして入れる、
みたいなことになっては、そりゃ困るわけです。


ということは、何かしら、その防止プログラムが必要なわけで、
お金を支払ってDLした人のPCには当然インストールされるけど、
それをディスクに焼くことを不可能とするプログラムとか、
仮にディスクに入れられても、他のPCではインストールされないような、
そんなコードが必要なのかなと。

例えば、私のつたない着想では、
2回目以降、インストール・プログラムが起動しないようにするとか、
そんなのしか思いつかないわけですが、
しかし、これでは購入者自身がインストール・アンインストールに制限を受けます。


別にWindowsの場合でなくてもいいのですが、
購入者のみ、自由にインストール・アンインストールできるようにして、
他者のPCに入れることを不可とするには、どうすればよいのでしょうか。
既製品の場合、どのようになっているのでしょうか。


コピーガードというのは、私のイメージでは、
ディスクそのものにガードがかかっているような印象を受けます。
それはそれで有効なのでしょうが、
でも、考えてみると、購入者が友人にパッケージを渡してしまえば、
いくらでも他者のPCにもインストールされてしまうような。
つまり、ディスクからディスクへと内容を移せなくても、
購入者のディスクをただ単に人に渡してしまえば、いくらでも複製されてしまう。
といって制限を設けると、購入者の導入削除に関して制限が生じます。


あまり普段なら考えないことなのですが、
ふと考え始めると、どういうふうにしてそのへんに各メーカーは対応しているのでしょう。


パッケージ製品についても、もちろん謎ですが、
シェアウエアのようにウェブからDLする場合、
当たり前ですが、ディスクに入っているわけでもないですし、
実行ファイルあたりをポンと移されたら、
シェアウエア、有償ソフトの製作サイドとしては困ると思うのです。
このへんについて、どうやって対応されているのでしょうか。



























投稿者 ?-?  (その他) 投稿日時 2009/10/22 18:06:05
シェアウェアであれば、パスワード等、お金を払ったときに作者から渡されますので、それを入力しないと起動しないとかそういう感じですね。
有償DLソフトの場合、一切サポートが無いとかそういう感じですね。
ただし、同じ人が複数PCにインストールするとかもあるので、初回起動時にインターネット経由で認証を受けるとかそういうのもあります。
ゲームなんかだと、起動時に元のオリジナルCD/DVDが入ってないと起動しないとかそういうのもありますよ。
(もちろんそのCD/DVDには簡単に複製が出来ないプロテクトと呼ばれる方法があって、例えば、通常は作られない不正なセクタがあるとか、そういったのでオリジナル判断をしてたりします)

いずれにしても、いろいろと考えてはいるようですが、結局、利用者のモラルも問われる部分ですね。

> XPの入っているPCのハードディスク内のWindowsフォルダを探して、
> それをディスクに焼いて、
> さらにそれをVISTA機にコピーしようとしたわけです。

VISTAだって、Windowsってフォルダ使ってるから上書きされてダメだと思いますが。
VISTAを使えなくしたい?
(Windowsの場合、それ以外にもレジストリやSAM?とか言うのが関係していたりします。)

あと、マイクロソフトの使用許諾として、「元のCDから、同時に利用可能なPCには一回だけインストールできる」みたいなかんじで、要は、「他のPCにインストールしたら、元のPCのOSは削除しろ」との意味ですね。(厳密には他のPCにインストールしてはダメ、とかある。メーカー製PCなんかがそう。)

ちなみに、今回書かれたようなXPコピーなど、本来の正規な利用方法以外の目的によるソフトウェアのコピーですが、そういう事をすることによる経済的損失が日本だけで年間数千億円だったか、そんなことを毎年どっかでニュースが出ますね。

とりあえず、「悪い使い方を可能にする方法」はここではもらえないでしょうが、今回のように「そうさせないためにどういった方法があるか」というのは、質問内容としてはいい質問でしょうね。


ちなみに、昔ある場所で、USB認証機械を取り付けないと起動できないソフトというのを見たことがあります。
投稿者 魔界の仮面弁士  (社会人) 投稿日時 2009/10/22 18:54:55
> それは、Vistaの入っているPCにXPを入れたいから、
> XPの入っているPCのハードディスク内のWindowsフォルダを探して、
> それをディスクに焼いて、
> さらにそれをVISTA機にコピーしようとしたわけです。

それらは OS の起動時に読み込まれるファイル群ですが、それ以外にも
マスターブートレコードなどといった、OS の起動そのものに関わる部分も
書き換えねばなりません。OS はアプリケーションと異なり、単純に
ファイルだけ用意すれば良いという物ではありません。

また、技術的にコピー可能であったとしても、別のハードウェアへの
インストールが、ライセンス契約上で禁止されている場合もあります。
メーカー製 PC などにプリインストールされた OS などがそうですね。


> フリーなのでバンバンコピーされても構わないのでしょうが、
コピーしても良いかどうかは、そのソフトの制作側が決める事ではありますが、
そもそも、無償で使っても良いという事と、コピー可能かどうかは別問題です。

たとえば、不具合のある古いバージョンが出回り続ける事を避けるために、
作者以外の人が、ソフトを二次配布する事が禁止されている場合もあります。
あるいは、友人間への無償配布のみが許可され、第三者への提供が
制限されている場合もあるでしょう。

ソフト付属のドキュメントや、配布サイトに記載の注意事項を参照してみてください。
もしも記載が無いようであれば、作者に問い合わせるべきかと。


> 仮にこれがシェアウエアや有償のソフトとなると、
それが OS であれアプリケーションであれ、そのソフトウェアが
有償であるかどうかと、コピーが禁止されているかどうかは別問題です。

たとえばα版のソフトウェアや、特定の不具合解消用の未公開パッチなどは、
それ自体は無償提供されている事も多いですが、だからといって、
不特定多数に配ってよいような代物ではありません。

逆に、ソフト本体は無償で自由にコピーして使って良いが、そのソフトを
本格的に使おうとすると、有償になってしまうというものもあります。
(ネットワークゲームの課金制度とか、試用期間付きのソフトウェアなど)


> ということは、何かしら、その防止プログラムが必要なわけで、
そういう仕組みになっている物も多数ありますが、その一方で、
ソフトウェア上には制限が設けられておらず、使用許諾の文書上でのみ
使用禁止がうたわれているだけというケースも少なくありません。

たとえば、“BASP21 Pro”という製品の場合、ライセンスを購入すれば、
「同一建物内での使用であれば無制限コピー可」という事になっています。
あるいは「フリーソフト作家と学生の場合は無償、企業利用では有償」という
オンラインソフトウェアも存在します。そのほか、アンケートの収集を目的に
「感想を送ってくれれば無料利用可能」といった利用形態を提示している物や、
そのほか「無償利用時には製品使用時に広告表示、有償なら広告表示無し」という
アドウェア的な物もありますね。


> 2回目以降、インストール・プログラムが起動しないようにするとか、
あるいは、特定のデバイスが接続されていないと利用できないアプリもあるかと。
(マウス添付のユーティリティや、USBメモリ付きのセキュリティソフトなど)

そのほか、初回起動時に作者のサイトが表示され、そこでライセンスキーを
受け取る仕組みになっているものもあります。
(インストール時にランダムなIDが生成され、それを作者に送ると、
 そのIDごとに異なる制限解除キーを作ってもらえるような仕組みとか)

よりアナログ的な方法としては、インストール時/アンインストール時に
電話やFAX連絡で、照合キー/解除キーの提示が必要な物も見たことがあります。
投稿者 いんでくさ  (社会人) 投稿日時 2009/10/22 20:45:41
これまたふと思ったのですが、
ユーザーの導入の利便性をある程度制限することになっても、
コピー防止という目的の前ではやむをえない部分もあるのかなという気持ちもしています。


そもそもハードディスクにしても、削除できなくても、そんなにそんなに困ることはないのではないかなという思いもあります。なにせ、もともとは自分がほしくって手に入れたアプリなわけですし。


あと、これはハードの対応がなければいけない部分なのでしょうけれども、
一般のユーザーが手を入れられないROMなり記憶領域にインストールするとか。
すごい強引な話をしていますけど。


でも、考えてみると、ファミコンのカセットなんて、友達同士で貸し借りしてはやっていたものだよなあ、とか、思いもします。


投稿者 魔界の仮面弁士  (社会人) 投稿日時 2009/10/22 21:58:57
> 削除できなくても、そんなにそんなに困ることはないのではないかな
そういう考え方もありますが、その一方で、使わなくなったソフトは削除したいと
考える事は少なくないでしょうね。たとえば、HDD/SSD が容量不足になった場合とか。

あるいは、一過性に利用するソフトなどに対しても当てはまるかと思います。
たとえば、年賀状ソフトやロールプレイングゲームなどは、一定期間は使用しても、
ある程度経つと、もう使わなくなってしまうかも知れません。もしもそれらが
インストールを必要とするアプリであれば、使用後は削除したいという人も多いでしょう。


とはいえ、かくいう私も、インストールしたアプリはあまり削除しない主義だったりします。(^^;
アプリを個別に削除するより、OS ごとクリーンインストールしなおす事の方が多いので。


> これはハードの対応がなければいけない部分なのでしょうけれども、
一部の携帯アプリなどでは、インストールした端末でしか動かないようになっていますね。


> 一般のユーザーが手を入れられないROMなり記憶領域にインストールするとか。
手を入れにくい場所、という意味では、Windows の世界では、ファイルを
NTFS の代替ストリームにインストールするという方法があります。
これなら、エクスプローラーからでは存在を確認する事ができませんしね。


> ファミコンのカセットなんて、友達同士で貸し借り
近隣数人の貸し借りであれば、取り締まる労力の方がよほど大変でしょうしね。

もし、「全国誰でも無料でカセットを貸し借りできる団体」が作られていたとしたら、
話は別でしょうけれども。

現在では、インターネットが普及しており、ソフトを容易に世界中に配布出来ますし、
デジタルコピーの容易さは問題になっていますね(音楽CDやTV番組などに対しても言えますが)。

PC の場合、"VirtualPC" などの仮想端末も珍しい存在では無くなっているため、
物理的なハードウェアによらずに、OS 環境丸ごとコピーして渡すことも容易になっているので、
ライセンス問題としてはより複雑化してきていますね。

# 仮想環境下でのライセンス条項が整備されていない製品も数多く見受けられますし。
投稿者 トマト  (小学生) 投稿日時 2009/10/28 04:45:55
話が違ったらすいません。
XPの上からVistaを入れると、デュアルブートできる機能があったと思います。
Vistaを消してXPを入れるのもありかと。